10月に入り今期が始まって３カ月がたち４分の１が経過いたしました。残り９カ月ですが、会長職を楽しみたいと思います。
　今月の大きな行事は、13日に会長経験者懇談会があります。もう次年度の準備が動き出す時期になり、時が経つのもあっという間と感じてしまいます。15日は旧新潟市内野球大会ですが、先日大会前最後の練習試合をしてきました。今シーズン初勝利で、大会本番もこの勢いで優勝目指して頑張ります。20日に３ロータリークラブ合同例会で当クラブがホストクラブになりますので、親睦委員会の皆さん、ご参加される皆さん、よろしくお願いいたします。今月も目白押しですが頑張っていきましょう。
　今月のロータリー月間は、地域社会の経済発展月間・米山月間ということで、今日は米山梅吉さんについてお話したいと思います。
　米山記念奨学事業は、日本のロータリーが独自でやっている事業です。米山梅吉氏は、1868年東京・芝田村町（現在の西新橋）生まれ。19歳で渡米、帰国後は三井銀行入行。遣米使節団の一員としてアメリカ滞在中、ダラスロータリークラブ会員だった福島喜三次（ふくしま きそうじ）氏と出会い、1920年、日本で最初のロータリークラブ、東京ロータリークラブを創立します。1924年には日本初の信託会社、三井信託株式会社を設立し初代社長に就任。晩年は、三井報恩会を通じて社会・文化事業を支援したり、私財を投じて小学校を設立し、教育にも献身しました。“何事も人々からしてほしいと望むことは人々にもその通りせよ”、これは梅吉氏の願いでもあり、生涯そのものでした。1946年に亡くなった後、1952年、東京ロータリークラブが日本のロータリーの創始者である故・米山梅吉氏の生前の功績をたたえ、後世まで残るような有益な事業を行いたいと「米山基金」を始めます。
　東京ロータリークラブが設立した「米山基金」は、海外から優秀な学生を日本に招き勉学を支援する奨学金事業です。その背景には、二度と戦争の悲劇を繰り返さないために、“平和日本”を世界に伝え、国際親善と世界平和に寄与したいという、戦後のロータリアンたちの強い願いがありました。東京ロータリークラブが始めた米山基金が全国に広がり、今では公益法人ロータリー米山記念奨学会となっています。ちなみに年間の寄付金額は前年度で約14億円。米山梅吉さんをもっと知りたい方は、静岡県に米山梅吉記念館がありますので訪ねてみてはどうでしょうか。
　本日は、体験例会で先ほどご紹介いたしました中野循雄さんにお越しいただきました。短い時間ではありますが、楽しんでいってください。そして正式入会をお待ちしております。
　今日は何の日・・・石油の日。
　1973年（昭和48年）10月６日に発生した「第一次オイルショック」の教訓などから。世界の人々の生活やさまざまなインフラなどを支えるためには、石油は欠かすことのできない重要な資源となっています。今日はそうした資源の重要性であったり、石油販売拠点であるガソリンスタンドなどの社会的な意義を、多くの人に再認識してもらうことが目的となっています。オイルショックが発生した当時は高度経済成長を迎えていた日本ですが、オイルショックの影響により、経済成長が終わるという大打撃を受けました。ほかにも、石油資源が不足するという危機感から、消費者がスーパーなどに押し掛けてトイレットペーパーを買いだめするなどの騒動も発生しました。
　私はまだ生まれていない時代ですが、テレビで映像を見たことがあります。今日は、石油のありがたみをかみしめながらエコ運転に努めて下さい。