いよいよ12月に入り、あっという間に冬となりました。数カ月前まで鬼のような暑さが続いていたのに…。最近は秋が非常に短くなったと思います。夏からすぐに冬になってしまう不思議な感覚ですね。今期が始まり５カ月が経過しましたが、コロナ明けで３年ぶりのフル活動となり、時が過ぎるのは早いと思う反面、まだ半年以上あるんだなと…。あらためて気合を入れ直し、会長になりたての頃の緊張感を思い起こして頑張りたいと思います。
　本日は年次総会です。年次総会では、次年度の役員や理事を決めたり、クラブの細則などの変更を決めたりします。RIの定款では、12月31日までに年次総会を開催しなければならないとなっておりますが、新潟東ロータリークラブでは、毎年12月の第一例会に総会を開催しております。告示されている方々は、皆さんからの承認を頂き正式な役員・理事となります。そして、ほか４名の理事は本日の選挙で決まります。次年度の役員・理事が本日決まり、次年度のスタートラインに立つ大事な行事となりますので、皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
　少しロータリー用語の説明をいたします。会長エレクト（候補者）は次年度会長になる人です。会長ノミニー（候補予定者）は次々年度に会長になる人です。直前会長は前年度会長を務めた人です。パスト会長は会長を経験された方々のことです。「エレクト」と声を掛けたら、保苅君がたぶん笑顔で振り返ってくれます。「直前会長」と呼べば、大宮君が笑顔で振り返ってくれます。「パスト会長」と呼べば、全員は振り向かないと思いますが、何人かの人は振り向いてくれるはずです。皆さん、気軽に呼んでみましょう。
　
　今日は何の日①・・・デジタル放送の日
　地上デジタル放送推進協会と総務省が2006年（平成18年）に制定。2000年（平成12年）のこの日にBSデジタルの本放送、2003年に三大都市圏での地上デジタル（地デジ）の本放送が開始された日であり、2006年のこの日には、全都道府県で地デジ放送が開始された。デジタル放送に対する理解を深め、その発展と普及を図ることが目的。デジタル放送への移行に伴い、地上アナログ放送は2011年（平成23年）11月24日に終了しました。
　アナログ放送とは、映像や音声をなだらかな波形で電波を発信する方法。デジタル放送とは、映像や音声を１と０で構成されるデジタル信号化したものを送信する方法。なぜデジタル放送になったのか…、携帯電話の爆発的普及で周波数帯が圧迫し、使える上限に近づいてきたからです。デジタル放送になったことで、テレビに必要な電波がそれまでの３分の２で済むようになり、空いた電波を携帯電話サービスに使えるようにして、携帯電話のさらなる普及につながったとのことです。
　今日は何の日②・・・映画の日
　1956年（昭和31年）に制定。1896年（明治29年）11月25日から29日に、日本で初めての映画が神戸の神港倶楽部（しんこうくらぶ）で上映されたことを記念して、60年後に日本映画連合会により制定されました。12月１日になったのは、初上映が11月の終わりだったので、切りのよいところまで日にちをずらしたから。当時の映画は、大スクリーンをみんなで見るのではなく、一人一人がキネトスコープと呼ばれる箱形の映写機を覗き、そこに映る映像を見るものでした。キネトスコープはエジソンが発明した世界初の映画上映装置で、初めて映画を見た人は、私たちが想像もできないくらい驚いたことでしょう。
　皆さん、今日はどこの映画館も映画の日ということで割引していると思います。たまにはゆっくりと映画鑑賞にでも行ってみてください。