皆さん、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
　まずは、先ほど黙とういたしました能登半島地震についてですが、新潟も元旦から揺れて正月休みという感じではなかったと思います。皆さん大丈夫でしたでしょうか。特に、西区に住んでいる皆さんは大丈夫でしょうか。携帯から鳴る地震警報音は何度聞いても嫌な音ですし、とっさに判断できないことが多々あります。常に訓練し、防災のシミュレーションをしておかないとだめだなと毎回思ってしまいます。今年は新年早々地震や飛行機の衝突事故で暗いニュースばかりですが、皆さん、災害や事故には十分気をつけてください。
　新しい年を迎え、今年は辰年です。なんと、私は12年ぶりの年男です。36歳なら良いなと思いますが、今年で48歳になります。今期もあと半年となり折り返し地点に来ました。上期はいろいろな行事がありバタバタとしていましたが、下期はどっしりと腰を据えてクラブの活動に専念したいと思います。会員増強、会員の育成、保苅年度にうまくバトンをつなげられるよう、再度気を引き締めて活動していきたいと思っております。皆さん、ご協力をよろしくお願いいたします。
　本日の卓話は「歴代会長スピーチ」で、第52代高橋英樹会長と第53代河端信雄会長です。私は河端年度に入会いたしましたので、非常に身近に感じております。
　今日は新年一発目の例会です。せっかくの機会なので辰年について話をしたいと思います。干支の中で辰(龍)だけが架空の動物です。ほかの干支は実在する動物なのに、なぜ辰(龍)だけが架空の動物なのか？はっきりとした理由は分かっていませんが、これについてはいろいろな説があり、「昔は龍という文字に鰐(ワニ)の意味もあったので、そもそも龍ではなくワニを指していた」とする説があります。龍は古来より中国で権力の象徴とされ、干支を広く浸透させるために縁起の良い龍を干支に選んだのかもしれません。また、西アジアや東ヨーロッパの一部の地域にも十二支の風習がありますが、各国で少しずつ十二支の内容に違いがあります。本来、龍を指す「辰」に関して言うと、アラビアでは辰がワニに置き換わっており、イランでは辰がクジラに置き換わっています。
　辰年は、「陽の気が動いて万物が振動するので活力旺盛になって大きく成長し形が整う年」だそうです。皆さん、今年はさらに一段と大きくなって、充実した１年になるよう気合いを入れていきましょう。