もう４月に入るのにまだまだ寒い日が続きます。車のタイヤもまだまだ変えられない状況ですが、寒暖差が激しい時期なので体には十分気をつけましょう。
　今期の重点目標として掲げておりました地区補助金を利用してのドナルド・マクドナルド・ハウスにいがたへの支援ですが、本日の午前に贈呈式を行ってまいりました。何度も施設に訪問して話を伺いこちらで選定したものは、お米220キロ、掃除機７台、空気清浄機５台です。また、今回は新潟南ロータリークラブさんも地区補助金で防災グッズを贈呈する方針でしたので、合同での贈呈式となりました。
　当クラブは安藤年度から野沢年度まで建設費の支援をしてきましたので、私としては、せっかく建設当時から当クラブが関わってきた事業なので、出来上がったあとにも何か支援ができたらと思っていました。この施設は2022年８月に開所式があり、10月から利用開始となりました。国内で12カ所目の施設で、日本海側では初めての施設となっています。今回贈呈した物で利用されているご家族の皆さんにとって少しでも心地の良い環境になればと思います。皆さんのご協力で本日贈呈できましたことに本当に感謝しております。ありがとうございました。
　そして大変悲しいニュースですが、田島君がご栄転で当クラブを本日をもちまして退会となります。約３年８カ月の在籍でしたが、クラブの行事や同好会に積極的に参加し、とても頼りになる存在だったと思います。初めて会ったのは私が幹事のときだったと思います。私から見る田島さんは、とても迫力があり怖そうなイメージでしたが、常に冷静で優しさがあり、行動力もあってとても尊敬できる人でした。退会されるのは本当に残念ですが、いろいろとお世話になりありがとうございました。新潟へ来る機会がありましたら、ぜひ例会に遊びに来てください。
　そして、本日の卓話は、オフィス・ファーストダッシュ代表の田中さんです。題目は『五泉市産ニットウェアの特徴と製品のご紹介』です。ニットは非常に身近なものですが、ニットについてそこまでの知識がないので勉強させていただきます。
　
　今日は何の日・・・放送記念日
　1925(大正14)年３月22日、NHKの前身となる社団法人東京放送局が日本初となるラジオの仮放送を開始したことにちなんで、NHKが記念日に制定しております。東京放送局は、1925(大正14)年３月１日からラジオ放送を開始することを告知し、宣伝活動が行われておりました。しかし、東京放送局が購入予定だった日本に１台しかないラジオ放送用送信機が、同じくラジオ放送局の設立を準備していた大阪放送局に買い取られてしまうというトラブルが発生。そこで東京放送局は、当時東京電気研究所にあった既存の送信機を借り受け、ラジオ放送ができる仕様に改造し対応するも、逓信省(ていしんしょう:現郵政省)から、放送設備機器などが未完成のため放送不可と判断されてしまうことに。すでに1925(大正14)年３月１日からラジオ放送を開始する旨を告知してしまっていたことと、大阪放送局よりも先に日本初のラジオ放送を行いたい！との思いから、本放送ではなく試験放送というかたちをとり、逓信省の認可をパスしました。そのため、あくまでも試験放送であることから、東京放送局のスタジオではなく、東京・芝浦の東京高等工芸学校に仮スタジオを設けて初放送が行われております。
　初放送の第一声は、NHKアナウンサーによる「あー、あー、あー、聞こえますか？JOAK、JOAK、こちらは東京放送であります。こんにちは。ただ今より放送を開始いたします」でした。東京放送局にて本放送が始まったのは同年７月12日からで、大阪放送局は同年６月１日から仮放送を開始しております。電波を出す放送局には必ずコールサイン呼出符号が設けられており、「JOAK」は社団法人東京放送局(現NHK)に割り当てられた符号となっております。
　「JOAK」は、J…JAPANの頭文字　O…発音のしやすさでつけられており特に意味はなし　A…放送局設置の順番　K…発音のしやすさでつけられており特に意味はなし　をそれぞれ示しております。東京放送局が日本で最初に開局したため「A」が割り当てられており、大阪放送局は「JOBK」、名古屋放送局は「JOCK」です。
　今日の夜は、テレビを見ずに家族団らんでラジオを聞いてみてはいかがでしょうか。