No.3257 2025.9.19

　次週26日の例会は静岡東ロータリークラブの皆さんが新潟へいらっしゃって合同夜例会となります。交流が始まり今年で節目の15年目となります。その翌週10月３日は100パーセント出席例会となります。現在会員数が約75名です。全員が出席する例会を想像するだけで楽しみです。
　さて、今日は防災と消防団についての話をさせていただきます。今月、朱鷺メッセを会場に新潟で「ぼうさいこくたい2025 in 新潟（第10回防災推進国民大会）」というイベントが開催されました。このイベントには愛子様もお越しになられました。現在、どこの自治体も防災に力を入れて活動しており、９月、10月に防災訓練が開催されることは多いかと思います。防災訓練を行うと地域の消防団の方がそこで消火器の使用方法や心臓マッサージのやり方を指導してくれます。
　私も消防団に所属していますが去年元日の能登半島地震の際、消防団の方が避難所にいてくれて非常に心強かったのを憶えています。足の不自由な高齢の方や車いすを利用する方を抱え、階段の上り降りを補助してくれてとても助かりました。消防団の方は正義感が強く、地元を愛し、困っている人がいると助けずにはいられない、そんな人が多いイメージです。しかし東日本大震災では活動中に命を落とした消防団の方が253名いました。それを境に私達消防団は、災害時にまずは自分の身の安全を確保することが第一となっています。これは消防団だけではなく災害時全ての人が意識しなくてはなりません。仮に災害が発生し避難所に避難する際は最低２日分の食料と水を携帯して行動することが良いと言われています。
　ロータリーにはロータリー地域協働ネットワークセンターという組織が東日本大震災後の2012年に発足しました。災害時の情報収集や募金を集めることが主な活動です。この組織のセンター長は当クラブの大宮一真さんが務め、能登半島地震の際も大宮さんを中心に活動しました。災害はいつやってくるかわかりません。常に備えを万全にしておきましょう。