No.3264 2025.11.14

　先週、新潟西RCの例会に参加してきました。私は時々他クラブの例会に参加します。他クラブの例会に参加すると、うちのクラブにあって他クラブにないもの、他クラブにあってうちのクラブにないものに気付いたりします。新潟西RCは近年、会員数も増え、非常に勢いのあるクラブです。そして私達、新潟東RCの良さは何かと考えましたが、やはり90代から20代まで幅広い世代の会員が揃っているところではないでしょうか。このようなクラブは全国的に見ても珍しいと思います。先週の例会では中川一広さんと中川美和さんが楽しそうに話をされていました。その姿を見て、「やはりロータリーはこれだよな」と改めて思いました。この世代間の交流が新潟東RCの良さであり、特徴ではないかと思います。皆さん、新潟東RCの会員であることに自信を持ってください。
　今月は財団月間です。ロータリーとポリオについての話をさせていただきます。1979年、ロータリーがフィリピンの子供たちにポリオワクチンを届けたところからこの運動が始まります。そして1988年、国際ロータリーとWHOが一緒になり「世界ポリオ撲滅推進活動」を立ち上げます。ポリオの発症数は99.9％減り撲滅まであとわずかなところまで迫っています。
　ポリオは日本では「小児まひ」とも呼ばれていますが５歳未満の子供が感染する確率が非常に高いのが特徴です。汚染水を通じての感染が多く、一度感染すると治療方法もなく特効薬もありません。ポリオ根絶まであと少しのところまできているのですが、アフガニスタンやパキスタンのような紛争地域で発生した場合、現地までワクチンが届けられない、または投与することが困難な場合があります。ロータリーには紛争解決月間や水と衛生月間等がありますが、ポリオ根絶にはその問題解決も非常に重要です。
　私達もロータリアンである以上はポリオ根絶に向けて理解を深めましょう。そして少額でも構いませんのでご寄付をいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。