No.3265 2025.11.21

　先週の例会にメークアップに来られた秋田県大曲市の佐々木さんと、その日の夜にお会いし一緒に食事をしました。佐々木さんは世界中のロータリークラブ約200カ所を訪れたそうです。話の中でロータリーバッジをつけていれば世界中どこの例会にも参加できるし、どこのロータリアンとも友達になるチャンスがあると仰っていました。まさにその通りです。
　そして話は変わりますが、私は今年クラブ会長なので、どのようにしたら会員の皆さんが例会に出席してもらえるかをよく考えます。例会出席はロータリー会員の義務のうちの一つなので、例会に参加するようにと呼びかけることで例会に参加してもらう方法もあるでしょう。しかし、会員一人一人が自発的に例会に出席しようとならなければ短期的には出席率は上がっても長くは続かないと思います。では出席しようと思うような例会はどのような例会なのか。まずは例会の質を上げることです。例会での会長スピーチは重要な一部分ですので最新のロータリー情報や、かつてのロータリー情報を会員の皆様にお届けすることを常に心掛けていきます。
　そして次に会員の皆さんが胸襟を開いて、自分自身の経験を語り合い、時には冗談を言い、お互いアドバイスなどをすることにより本当の友情が生まれていくのだと思います。その友情が全体に広がることで、より強い集団になるのではないかと思います。ロータリーではよくフェローシップという言葉を用いますが、我々が同じ志を持つ仲間となれば自ずと例会の出席率は上がるはずです。
　私もロータリーでは多くの先輩達に、そして他クラブの同世代のロータリアン達にも多くのアドバイスをいただきました。話にくい内容でも指摘してくれる方は大事にしたいものです。本当の信頼関係はそのようなところから築かれていくのだと思います。