No.3267 2025.12.05

　12月となりました。12月は疾病予防と治療が月間のテーマとなっております。世界には適切な医療を受けられない人が世界に約４億人いるそうです。身近なところの話では我々も数年前は新型コロナウィルスの影響で例会の開催ができない期間がありました。人の集まりを制限され、リモート例会を行っていたのも記憶に新しいところです。今日のように大勢が集まって例会を開催できること、そして普通の生活が送れていることのありがたさを実感しています。
　さて、この後は年次総会が予定されております。次年度、理事役員の選挙も行われますが今回の選挙によって初めて理事を務められる方もいらっしゃることでしょう。私も最初、理事会とはどんなことを決定するのかわからず、不安だったことを憶えています。ましてロータリーに入会して２・３年目のころは大きな企業の社長さん達が集まるロータリークラブに私のようなものがいていいのか悩んでいた時期もありました。そのような悩みを当時、当クラブの会員でいらっしゃった、ある企業の支店長さんに話したところ、「会社の規模、大小に関わらず、皆さん、それぞれの仕事で色々な決断をなさっている。その責任ある立場は皆さん変わらないのだから自信を持っていいですよ」と言われ、いい意味で開き直れたのを今でも憶えています。私にとっては本当にありがたい言葉でした。
　思い返せば、多くの先輩達に色々なアドバイスをいただき、お世話になりました。今は後輩も多く増えました。私もそのような悩みに対して的確なアドバイスができるかわかりませんが、これからも例会を通じ、まだまだ多くのことを学んでいきたいと思います。